開催概要

開催趣旨

アジアと日本における外国人の雇用と定着を考える趣旨のもと、ベトナム人の労働と定着について、各機関および教育研究組織との情報共有・交流促進を推し進め、ともに考え、議論し、連携を図る。特に2020年、2021年には、新型コロナウィルスが蔓延し、国と国の連携のあり方、人と人との新しい環境下での協力について、大きな変革が求められている。こうした時代背景のもとで、以下の諸点を議論することは、今後のベトナムと日本における外国人の雇用と定着にとって根本的な問い直しの場となる。

  • 日本とベトナム、両国の連携・協働の促進に寄与する人材の育成と課題の共有
  • 日本とベトナム、両国の教育現場・職場環境についての知識情報の共有
  • 日本とベトナム、両国の今後の協力関係における方針の検討
  • 日本とベトナム、両国の有機的な関係体制構築のための課題設定

日本では多くの企業がベトナム人の雇用を進めると同時に、ベトナムを魅力的な市場とも捉えている。一方で、アジア諸国および海外諸国との連携により持続可能な発展を目指すベトナムの現在(いま)もある。

よって、この両国に求められる優秀な人材を育成する研究・教育機関の役割は大きい。

日本では介護分野での外国人介護従事者への需要が大きい。しかし、日本だけでなくアジア社会全体の高齢化および外国人介護従事者をめぐる諸相についての共通理解と、理念や諸制度・人材交流についての未来志向型の開かれた議論の場も重要である。また、近年の日本語教育は単に言語知識の習得を目的とする教育から、学び手自身がグローバル社会の中で、文化背景の異なる他者との人間関係構築を行いながら生き抜く力を育成する「社会的実践力」と「学習者の専門性」を重視した言語教育へと転換が図られつつある。

本セミナーでは、これらの展望を踏まえ、ベトナムと日本の両国における日本語教育関係者と企業・事業関係者が人材育成をどのように持続発展的なものとしていくのかを課題とし、多様な視点から議論を行う場を提供する。

【開催日時】
2022年9月17日(土)・9月18日(日)
【開催会場】
ハノイ国家大学外国語大学(略称:ハノイ外国語大学)
【お問い合わせ先】
アジア人材還流学会ハノイ国際セミナー運営事務局
ajiakanryu@gmail.com
【主催(共同)】
看護と介護の日本語教育研究会
ビジネス日本語研究会
協働実践研究会
国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明」
ハノイ国家大学外国語大学
【助成】
国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
【協賛】
学校法人エール学園
国際協力サービス株式会社(CICS)
現代俳句協会/一般社団法人教育医療国際交流財団
奈良東病院グループ
【バナー提供社・機関】
ココ出版
コミュニカ学院
Japan Laim
日経HR
NPO法人AHPネットワークス
凡人社
ビジネスプロセスコミュニケーション研修サービス
ビジネス日本語研究会(アイウエオ順)
【後援】
公益社団法人日本語教育学会(予定)
NPO法人AHPネットワークス
ハノイ日本語教師会
ハノイ日本語教育研究会
【協力】
日本語教育方法研究会

参加費

登録種別 事前参加費
日本からの参加 会員 5,000
非会員 6,000
学生 2,500
日本以外の国(居住)からの発表者・参加者 2,500
ベトナム居住の日本人発表者・参加者(企業を含む) 2,500
ベトナム人発表者・参加者 無料

(参加費に含まれるもの:予稿集、参加証明書*ご希望の方に発行します)

会員とは、参加登録の際、「看護と介護の日本語教育研究会」「ビジネス日本語研究会」「協働実践研究会」「国立国語研究所」にてご登録された方です。
非会員とは、「上記になし(非会員)」にてご登録された方です。

登録種別により参加費が異なります。登録種別、金額をご確認のうえ、お支払いいただきますようお願いいたします。
お支払いただいた参加費の返金は致しかねます。

現地参加に関しては、外務省の渡航情報等を各自でご確認いただき、自己責任にてお願いいたします。

開催日程抜粋:2022年9月17日(土)・18日(日)  2日間

1日目:
基調講演、各研究会・研究機関によるパネルセッション、文化体験、スポンサーブース
2日目:
研究発表、交流会、スポンサーブース

ハノイ国家大学外国語大学

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